デジタルアーツ(株)は13日、同社の企業向けフィルタリングソフト『i-フィルター Business Edition Ver.3.10』に、社内のインターネットアクセス状況を報告するソフト『i-フィルター Reporter Ver.1.0』を追加機能としてバンドルすると発表した。無償で追加され、15日にSolaris版とLinux版での提供を開始する(Windows版は2月下旬の予定)。
『i-フィルター Reporter Ver.1.0』 |
『i-フィルター Reporter Ver.1.0』は、『i-フィルター Business Edition』による閲覧禁止サイトへのアクセス状況を毎日集計、保存し、カテゴリー別やユーザー(IPアドレス)別のアクセス状況をブラウザー上でグラフ表示するソフト。複数のサーバーにフィルタリングソフトをインストールし、各サーバーのログ情報を1台のサーバに集約してから、全体のアクセス状況を解析することも可能となる。
『i-フィルター Business Edition』は、企業向けのフィルタリングソフト。暴力、ヌード、セックスなどの有害サイトのほか、掲示板やウェブメール、出会い系サイトなどへのアクセス制限を行なえる。ブラックリスト、フィルタリング規格PICS、語句・単語によるアクセス制限のほか、閲覧可能なURLを設定するホワイトリスト方式を採用する。パスワードの入力によりアクセス制限を解除する機能も提供する。1年契約の場合のライセンス単価は、1ライセンス購入時が7800円、2~10ライセンス購入時が7600円などとなる。