日本エクセロン(株)は5日、米エクセロン社が開発したXMLを利用した企業間のビジネスプロセス連携ソフト『eXcelon Business Process Manager (BPM:ビジネス・プロセス・マネージャ) バージョン2.0』の販売を同日付けで開始すると発表した。
『eXcelon Business Process Manager』は、企業間電子商取引の国際標準仕様“ebXML”や“ロゼッタネット”、“cXML”など、XMLの標準仕様に準拠した企業同士のシステムを連携させるためのソフトウェア。これを導入することで、企業間の電子商取引の連携だけでなく、社内における電子商取引関連の承認や発注、在庫管理作業などの自動化が行なえるという。XMLで記述したドキュメントやワークフロー定義などの情報を管理する専用データベース『eXcelon XIS(Extensible Information Server)』と、ビジネスプロセスを連携させるワークフローエンジンを装備するほか、各種のXML標準を相互変換するためのXSLT変換プロセッサーを利用できる。また既存システムとの連携を図るための“EAI(Enterprise Application Integration)モジュール”も用意する。
価格は、開発用ライセンスが450万円から(導入コンサルティングとパッケージを含む)。同社では今年度中に30社への導入を目標としている。