(株)アッカ・ネットワークスは13日、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)と共同で、上りと下りが同じ速度のDSLである“SDSL(Symmetric Digital Subscriber Line )”を利用した法人向けの統合型アクセスサービスを開発したと発表した。
同社は、これまで法人向けに512kbpsと1.5MbpsのSDSLサービスを提供してきており、今回発表したSDSLを利用した統合型アクセスサービスは、SDSLを利用して複数のネットワークサービスを1回線で利用可能にした中小規模拠点向けのサービス。NTTコミュニケーションズの直収電話サービス“Arcstarダイレクト”を最大16ch(ISDN“2B+D”を8回線)まで同時接続できるほか、電話16ch分の一部帯域(当面は8ch分)を、インターネット接続やデータ通信に利用できるとしている。