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Ti500以上の設定も!? SUMAから“オーバークロック仕様”のGeForce3 Ti200カード

2001年11月30日 21時33分更新

文● 小磯

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 “なんちゃってカノープス”のアナログフィルタを搭載するなど、ひと味違った製品展開を行っている韓国SUMA。最近すっかりおとなしくなっていた印象だが、今週になってSUMAらしい製品がアキバにデビューした。

PLATINUM Geforce3Ti200 SE

 製品名は「PLATINUM Geforce3Ti200 SE」。SEは“スペシャルエディション”の略だが、その名のとおり、SUMAらしい冒険心に溢れた製品仕様となっている。GeForce3 Ti200の動作クロックはコア175MHz、メモリ200MHz(DDR 400MHz)なのに対し、同製品はなんと最高278MHz動作が可能は3.6ns品メモリチップを搭載。ヒートシンクが接着されているためチップベンダをうかがい知ることはできないが、RADEON 8500と同速度のチップであり、つまり現在流通しているどのGeForce3 Ti500カードよりも高速なメモリを搭載していることになる。



販売中

 またPLATINUM Geforce3Ti200 SEでは独自設計の8層基板PCBを採用。代理店のエムシージェイによると、カード裏面にもびっしりと搭載するコンデンサとの相乗効果により、オーバークロック時にも安定した電力供給ができるようになったとしている。実際のところ、高クロックのメモリと8層基板の採用、安定した電力供給が即“高いオーバークロック率と安定動作の保証”へ結びつくわけではないのだが、「ひょっとするとコア240MHz、メモリ250MHz動作のGeForce3 Ti500を超えるパフォーマンスで動くかもしれない」可能性にかけてみるのも、オーバークロック好きならアリだろう。なお、パッケージを見る限りTweakユーティリティなどは特に用意されていないようだ。実売価格は2万5000円程度。



コンデンサ
安定した電力供給を可能にするというカード裏面のコンデンサ群
3.6ns&8Layer PCB
さんぜんと輝く「3.6ns 8Layer PCB」のシール
30日現在の価格情報
価格ショップ
\24,499WonderCity
\24,780コムサテライト3号店
\24,800クレバリー1号店
高速電脳
\25,300OVERTOP
\25,799TSUKUMO eX.
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