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KDDI、GPSナビゲーションや動画配信、WAP2.0対応のau新サービス発表

2001年11月12日 22時47分更新

文● 編集部 佐々木千之

ケイディーディーアイ(KDDI)(株)と沖縄セルラー電話(株)は12日、都内で記者発表会を開催し、GPSナビゲーション“eznavigation(イージーナビゲーション)”、動画配信“ezmovie(イージームービー)”、モバイルインターネット規格“WAP2.0(ワップ)”に対応した“au(エーユー)”の新サービスを12月上旬に全国一斉に開始すると発表した。新サービスに対応した携帯電話3機種も合わせて発表した。

KDDI代表取締役社長の小野寺正氏
KDDI代表取締役社長の小野寺正氏

日本初のGPSナビゲーション機能

eznavigationは、これまでの位置情報サービスが無線基地局からの信号を元にしていたのに対して、GPS衛星からの信号を受信することで、正確な位置情報を取得できるというもの。誤差の範囲は、従来数百~数kmだったものが、数m程度(3つ以上のGPS衛星からの信号を捕捉した場合)にまで減少するとしている。なお、屋内や地下では複数の基地局の信号に基づいた測位を行なう。

GPS衛星による位置情報と地図情報を組み合わせたアプリケーションが利用可能
GPS衛星による位置情報と地図情報を組み合わせたアプリケーションが利用可能。地図データは表示範囲よりも大きなデータを持っており、スクロールがスムーズに行なえるという

EZwebのeznavigationメニューにおいて、待ち合わせ場所の位置情報をメールで送る、ユーザーのいる場所の天気予報サービス、端末を持つユーザーの位置の確認を行なうといった、位置情報を活用したコンテンツ/サービスをサービス開始時で約20用意する。

(株)エディアが提供する歩行者向けナビゲーションサービス“とほナビ”(株)エディアが提供する歩行者向けナビゲーションサービス“とほナビ”。現在位置から目的地への最短経路を地図上に道順として表示できる。eznavigation対応コンテンツ。情報量は月額210円
日本電気(株)、(株)海洋気象情報が提供するeznavigation対応の天気情報サービス“お天気キャラ時計”。情報量は月額210円または105円日本電気(株)、(株)海洋気象情報が提供するeznavigation対応の天気情報サービス“お天気キャラ時計”。情報量は月額210円または105円。 バザールでござーる(R)

発表会ではセコム(株)の、携帯電話を持っているユーザーの現在位置を外部からいつでも確認でき、トラブル発生時に緊急信号を単純な操作で送出することができるサービス“ココセコムEZ(イージー)”などを紹介した。

“ココセコムEZ”サービスは現時点では『C3001H』でのみ利用可能
“ココセコムEZ”サービスは現時点では『C3001H』でのみ利用可能

FOMAよりも先にサービスを開始する動画配信機能

ezmovieは、auのモバイルインターネットサービス“EZweb(イージーウェブ)”のデータ通信速度を64kbpsに高速化(従来は14.4kbps)し、その上で提供するMP4フォーマット(※1)による動画像とステレオ音声の配信サービス。動画像と同時にテロップを流し、そのテロップをクリックすることでURLにジャンプしたり、電子メールを送ったり、電話をかけたりする“ハイパーリンク対応テロップ機能”も備えている。

※1 画像圧縮方式としてMPEG-4、音声圧縮方式にはMP3またはQCELPを利用する。QCELP(Qualcomm Code Excited Linear Predictive coding)は米クアルコム社が開発した音声圧縮方式。

動画配信コンテンツの例
動画配信コンテンツの例

EZwebのezmovieメニューにおいて、映画・音楽、エンターテイメント、ファッション・タウンガイド、アニメ・キャラクター、スポーツ、ニュース・天気、グラビア・アイドル、お笑いといったジャンル別コンテンツを、サービス開始時に約60用意する。最大1分程度のビデオコンテンツを提供する予定だが、2002年3月末まではビデオコンテンツのファイルサイズを、ストリーミングでは約140KB(約10数秒の音声付き動画)、ダウンロードでは約100KBに制限するとしている。

(有)シンクウェアによる映画情報サイト“CinemaXpress”
(有)シンクウェアによる映画情報サイト“CinemaXpress”。ezmovieに対応している。情報量は月額315円

KDDIではezmovieコンテンツを普及するため、auのホームページ上に、コンテンツ作成仕様を公開する予定。また、個人がデジタルカメラの動画撮影機能やDVカメラで撮影した動画を、パソコンでezmovieで再生可能な形式に変換するソフトウェアも無償でダウンロードできるようにする予定。作成したezmovie対応ファイルは、メールや転送ソフト『MySync(マイシンク)』(※2)を使って携帯電話に転送する。

※2 MySyncはカシオソフト(株)が開発した、パソコンとauの携帯電話間で、データ転送を行なうソフトウェア。アドレス帳やスケジュールデータのシンクロ、画像データの転送が可能。KDDIから12月に発売の予定。価格は未定だが、数千円程度としている。なお、パソコンと携帯電話の接続は、ケーブルまたはBluetoothを利用する。

『MySync』の画面。アドレス帳やスケジュールのデータのシンクロが可能
『MySync』の画面。アドレス帳やスケジュールのデータのシンクロが可能

Java対応機能“ezplus”を強化

今回新サービスのサポートに合わせて、7月に発表したJava対応機能“ezplus(イージープラス)”をバージョンアップして“HTTP通信”をサポートした。7月の発表時に年内のサポート開始をアナウンスしていたもので、これによって、携帯電話とインターネットサーバー間の通信が可能になり、対戦ゲームや、データを自動更新するニュースや天気予報などのコンテンツが提供できるという。eznavigation機能によって得られる位置情報とアプリケーションを連動させた、インタラクティブなコンテンツも可能としている。強化したezplus対応コンテンツは約20(eznavigation利用コンテンツを含む)という。

WAP2.0のサポートでiモードコンテンツを閲覧可能に

新サービスeznavigation、ezmovie、ezplusをサポートするEZwebのプラットフォームとして、“WAP2.0(Wireless Application Protocol 2.0)”を採用した。WAP2.0は、WAPフォーラムが8月に正式発表したモバイルインターネットの標準規格。XHTML(eXtended Hyper Text Markup Language)やTCP/IP、情報暗号化プロトコルTLS(Transport Layer Security)をサポートしたことが特徴で、WAP1.0が利用するWML(Wireless Markup Language)、HDML(Handheld Device Markup Language)との下位互換性も持つ。KDDIではWAP2.0向けのホームページを作成できるソフトウェアを無償で配布する計画についても明らかにしている。

WAP2.0に対応する携帯電話では、iモード向けに作成されたウェブサイト(iモードサイト)の表示も可能になるとしている。ただし、利用できるのは“勝手サイト”などと呼ばれている非公式サイトに限られる。表示可能な画像ファイルは、従来のPNGに加えて、JPEGおよびGIFにも対応した。なおKDDIでは、商用サービスでのWAP2.0サポートは、世界初としている。

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