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ホンダ、レンタル事業用『ASIMO』を発表――ASIMOがコンパニオンに!?

2001年11月12日 21時14分更新

文● 編集部 中西祥智

本田技研工業(株)は12日、レンタル事業用に実用性を向上させた2足歩行ロボット『ASIMO』の新機種を発表した。

レンタル事業用『ASIMO』レンタル事業用『ASIMO』。外観は、“HONDA”のロゴが胴体向かって右下から中央に移動した以外、従来と変わっていない。新たに追加されたマーク認識センサーもこの写真では識別できない

ホンダは今回、事業としてASIMOのレンタルを開始する。同社によると、主に「コンパニオンとして」使用されることを想定しているという。レンタル料金は、年額2000万円強。

今回のASIMOは従来機種に比べて、まず歩行性能が向上した。従来のものは、2次元の平地の歩行は可能だったが、3次元、たとえば階段などは、ミリメートル単位で等ピッチに整形されていなければ昇降できなかった。つまり、実質的には3次元の歩行は不可能だった。しかし、今回の機種では、次の動きを予測してリアルタイムに歩行を制御する“インテリジェント・ウォーク”技術の適応範囲を3次元での移動にも拡大し、階段や斜面などでも移動できるようになったという。

また、床面のマーク認識センサーとして、両脚の付け根の間にCCDカメラを搭載した。このセンサーが、床面に描かれた直径5~7cmの白黒または黒白の2重円のマークを認識して、長距離を移動する際の誤差を修正することが可能になった。これによって、自律的な巡回移動などを行なえるようになったという。

ASIMO背面ASIMO背面。従来機種は、“でこぼこ道”を歩くことはできなかった。今回からは階段の昇降も可能

ハードおよびソフトの処理能力が向上したことで操作系も簡略化でき、従来は制御用にワークステーションが外部に必要だったのが、ノートパソコン1台で制御できるようになった。また、起動時の各部の位置調整やセンサー信号の確認などを自動化することで、これまで40分程度かかっていた起動時間を約4分に短縮した。そのほか、音声による制御、音源の方向探知も可能になり、音声での指示や、指示を出している人の方向を向いて対応させることも可能になった。ただし、駆動時間は約30分で、従来機種から変わっていない。

ホンダによると、このレンタル事業用ASIMOは、すでに日本アイ・ビー・エム(株)や日本科学未来館への貸し出しが決まっているという。

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