“東京ゲームショウ2001秋”最終日となる14日、マイクロソフトブースには、最後のステージを飾るべく、米マイクロソフト社会長のビル・ゲイツ氏が登場した。
ゲームショウに間に合うよう、予定を早めて来日したという米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と、マイクロソフトの大浦博久常務取締役 |
メインステージに颯爽と現われたゲイツ氏は、「Xboxの日本での現状を確認したくて来た」と挨拶、「各デベロッパーの成果をみて満足している」と語った。
同氏は「Xboxはわれわれにとって重要なプロジェクトであり、HDDを内蔵するなど機能やデザイン面でさまざまな工夫を凝らした。サウンドやグラフィックス、処理スピードなども改良した。これまでのゲーム機にない新しいものを提供したい」
「しかし、Xboxの成功は、最高のソフトウェアベンダーであるパートナー各社の協力なしにはあり得ないことだ。本体発売時には100タイトル以上のゲームが登場するだろう」
「Xboxは単なる新ゲーム機ではない。まったく新しいプラットフォームだ。Xboxは当初からオンラインゲームを意識して設計されており、オンライン機能を標準装備する。日本ではブロードバンドが普及し始めているが、Xboxは最初からブロードバンド機能を生かせる」
「この数週間、行くところすべてにXboxを持参し楽しんだ。間違いなくXboxはブレイクスルーとなる製品である。Xboxの可能性に期待する」と締めくくり、笑顔でステージを後にした。
ゲイツ氏は「2002年2月22日に会いましょう!」と会場を去っていった |