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Pentium 4対応で初のFlexATXマザーがASUSTeKから

2001年10月13日 20時44分更新

文● 小磯

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P4B-FX

 ようやくベアボーンキットこそ登場してきたものの、未だ対応するスリムタワーケースが登場していないPentium 4。そんな状況にも関わらず、FlexATXフォームファクタを採用するPentium 4用マザーボードがASUSTeKから登場してきた。



CPUソケットとNorth Bridge

 世界初登場となる製品の型番は「P4B-FX」。i845チップセット搭載マザーボード「P4B」のバリエーションモデルという位置づけの製品だ。拡張スロットはAGP×1、PCI×1、CNR×1で、DIMMスロットは2本(最大2GB)という構成になっており、これにオンボードでRealtek製の10/100Base-TX対応ネットワークコントローラ、AC'97コーデックを搭載したらボード上に余裕はほとんど感じられないほど。ボード全体の1/5を占めているであろうCPUクーラー用台座が、19.05×22.86cmという小型サイズのマザーボード上に搭載されているさまはことさらにインパクトがある。



RTL8100B
ネットワークコントローラ「RTL8100B」。なお、ボード上だけでなく、BIOS上にもオーバークロックに関する設定は用意されていない
ポップ

 Pentium 4の発熱量や、ビデオ機能を内蔵していないことを考えると、P4B-FXをベースにPCを組む際の自由度はそう高くない。それだけに、使う側のセンスやアイディアが試されそうなマザーボードだ。使う人が使えば、突拍子もないデザインの小型PCが生まれるかも?
 価格はTWOTOP 1号店で2万3800円。電源はATX12V対応のものが必要となっている。



【取材協力】

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