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松下、50時間の再生が可能なSDオーディオプレーヤー『SV-SD80』を発売

2001年09月20日 01時12分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は18日、SDメモリーカードに録音するオーディオプレーヤー『SV-SD80』と、SDオーディオPCレコーディングキット『SH-SSK1』を11月10日に発売すると発表した。価格はともにオープン。発売に先行してモニター販売も行なう。

『SV-SD80』
『SV-SD80』

『SV-SD80』は、マルチコーデックとして、“AAC(Advanced Audio Coding)”、“MP3(MPEG-1/Audio Layer 3)”、“WMA(Windows Media Audio)”の3種類の圧縮方式に対応したシリコンオーディオプレーヤー。本体サイズは幅42.2×奥行き15.8×高さ41.6mmで、重量が充電池込みで38g(本体は26g)と、小型軽量なのが特徴。LSIのプロセスを微細化し、省電力回路システムを開発したことにより、消費電力が従来機種の約5分の1となり、再生時間は最長で約50時間になるという。

64MBのSDメモリーカードを利用する場合、高音質モード(128kbps)で約64分、標準モード(96kbps)で約86分、長時間モード(64kbps)で約129分の再生が可能。周波数帯域は20Hz~20kHz。電源として、ニッケル水素充電池(1.2V)と単4アルカリ電池が利用でき、置くだけで充電できる専用充電器と乾電池ケースが付属する。電池持続時間は付属の充電池で約18時間、単4アルカリ電池では32時間で、併用すれば約50時間に達する。

『SH-SSK1』は、SV-SD80と今後発売するSDメモリーカード対応商品に対応する録音/管理キット。USB接続のSDカードリーダー/ライターが付属し、同梱のソフトウェア『SD-Jukebox V2.3』を利用して、AACやMP3で圧縮した音楽データをSDメモリーカードに記録することができる。WMAについては今後モジュールをダウンロードサービスで提供する予定としている。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/XP。

『SV-SD80』については、松下ネットワークマーケティング(株)の運営するショッピングサイト“PanaSense”(パナセンス)においてモニター販売を行なう。台数は100台。モニター販売の価格は、下限が1万1000円で上限が2万2000円となっている。モニターには『SH-SSK1』を5600円で販売する。

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