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アイコム、ワイヤレスブロードバンドルーターとアクセスポイントを発売

2001年08月28日 21時26分更新

文● 編集部

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アイコム(株)は27日、家庭向けの無線LAN機能付きブロードバンドルーター『SR-11FB』と、大規模ネットワーク向けのルーター機能付き無線LANアクセスポイント『AP-110B』、11Mbps対応の“SS無線LANカード”『SL-110』を発売すると発表した。価格は『SR-11FB』が3万4800円、そのほかはオープンプライス。8月末日に発売する。

『SR-11FB』『SR-11FB』

『SR-11FB』は、ADSL(xDSL)やCATV回線に対応したブロードバンドルーター。PPPoEプロトコルに対応し、DHCPクライアント、NAT、IPマスカレード、IPフィルタリング機能を搭載する。10/100BASE-TX対応の4ポートスイッチングHub機能や、パソコンのUSBによるLAN接続、プリントサーバー機能(D-sub25ピン)も搭載する。設定を容易にするソフト“簡単設定ソフト”が付属するほか、ウェブブラウザーでも設定が可能。無線LAN部は、IEEE802.11/802.11bに準拠し、14チャンネルをサポート。最大伝送距離は屋内で約30m、オープンスペースで約70m(ともに11Mbps通信時)。データの暗号化はWEP(128/64bit)をサポートする。MACアドレスの登録やESS IDの設定が可能で、ローミング機能にも対応する。電源は100Vで、ACアダプター(DC7.5V)を利用する。消費電流は1.2A以下。本体サイズは幅52.0×奥行き144.4×高さ155.0mmで、重量は約500g。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000。ファームウェアのバージョンアップにも対応する。

『AP-110B』
『AP-110B』

『AP-110B』は、ADSL(xDSL)やCATVに対応した無線LANのアクセスポイント。プリントサーバー機能を搭載するなど、4ポートのスイッチングHub機能以外の基本機能とほぼ同じ。無線LAN部のインターフェースに同社の『SS無線LANカード』専用のPCカード(Type II)スロットを搭載し、オプションの分離アンテナ『AH-110』を接続できるようになっているのが特徴。本体サイズは幅230×奥行き167×高さ38mm、重量は約700g。

『SL-110』
『SL-110』

『SL-110』は、PCカード(Type II)タイプの無線LANカードで、オプションの分離アンテナ『AH-110』を接続できるのが特徴。アドホックモードとインフラストラクチャーモードに対応する。データ通信の暗号化はWEP(128/64bit)に対応する。消費電流は送信時350mA、受信時250mA。本体サイズは幅113.0×奥行き54.0×高さ5.3mm、重量は約50g。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000。

『AH-110』
『AH-110』

『AH-110』は、『SL-110』用のオプションの分離アンテナで、2本1組のダイバーシティー方式を採用する。型式は1/2波長ダイポールで、利得は1dBi。インピーダンスは50Ω。コネクターはRP-R/A MMCX型。サイズは直径10×長さ73mm、重量は1mの長さの同軸ケーブルを含み約20g。

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