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エキサイト、B2Bの総合情報ポータルサービスを開始

2001年07月12日 22時30分更新

文● 編集部 増田悦子

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エキサイト(株)は12日、企業間取引(BtoB:Business to Business)の総合情報ポータルサービス“エキサイトB2B”を16日に開始すると発表した。

現在、インターネット上にある有料/無料のさまざまなB2Bサイトは、取引を増やす以前の認知向上や会員企業の獲得といった段階にとどまっているところが多いという。“エキサイトB2B”では、B2Bサイトの総合情報を提供することで、B2Bの認知向上を図り、B2Bサイトの会員企業の獲得をサポートするサービスを提供する。買い手や売り手となる企業に対して最新情報を提供するほか、電子商取引において重要な要素である“与信・決済・物流”などのインフラ情報を提供する。各B2Bサイトの情報は運営者自身が最新の情報に更新できるようになっており、いつでも最新の情報を掲載できるのが最大の特徴。情報の更新には、エキサイト独自のチェックシステムを採用しているため、情報の信頼性を高く保てるという。

“エキサイトB2B”“エキサイトB2B”

“エキサイトB2B”は、“B2Bインデックス”“B2Bインフラ”“B2Bサロン”“B2Bスペシャル企画”などのコンテンツで構成される。

“B2Bインデックス”では約60の電子商取引市場(eマーケットプレイス)を集め、そのeマーケットプレイスを18業界に分類し、業界ごとのeマーケットの情報をまとめて提供する。業界の各B2Bサイトへワンクリックでアクセスできるようにもなっており、関連業界や関連会社、利用料、会員数、月間PVなどの運用状況なども把握できるようになっている。信頼性/成約率/情報量/顧客対応/にぎわい/総合評価といったユーザー評価も提供する。

“B2Bインフラ”では、与信や決済、物流、ソフトウェアや、データセンターなどマーケットプレイスを開設し、運用するにあたって必要なインフラを集め、電子商取引を導入していない企業が、電子商取引に移行するのに必要なシステムを提供する企業情報を提供する。

“B2Bサロン”では、業界ごとの雑誌や新聞、メールマガジンなどの情報ソースを把握できるようになっている。そのほか、企業や団体と提携・協力して行なう特別企画も予定しているという。

同社では、2002年前半までに、電子商取引の認知度を向上させるとともに、同サイトの会員を獲得し、その後、ASP事業を行なったり、各B2Bサイトと全面的な提携を結んだりすることで、同社の収益へと結び付けていくとしている。

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