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『Kondara MNU/Linux 2.0』ファーストインプレッション

2001年07月13日 06時04分更新

文● 編集部

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ダイヤルアップ接続ツール

デスクトップにある「ダイヤルアップ設定」アイコンをクリックすると、ダイヤルアップ接続を設定するウィザードが現われる。モデムの自動検出機能もあり、簡単にダイヤルアップの設定を行なうことができる。

「ダイヤルアップ設定」アイコンをクリックすると現われる対話型インターフェイス。

アップデートツール

「mph-get」では、アップデートしたいパッケージを指定するだけで、依存関係を調べて自動的に必要なファイルと一緒にダウンロードしてくれる。また、「upgrade」オプションをつけることで、すべてのアップデートパッケージをダウンロードすることも可能だ。

デスクトップには、「Kondara MNU/Linux Official Web site」にある「Errata」ページへのリンクがある。ここで最新のパッケージを確認してから「mph-get」を使ってアップデートすることになる。

商用アプリケーション

製品版にはさらに商用アプリケーションがバンドルされる。

『翻訳魂 Ver1.0 for Linux/FreeBSD』。英文と日本語訳が1文ずつ交互に表示されるので、英文の下訳には使いやすい。
『Shade for Linux Preview Kit』。出力できるファイル形式やレンダリングできるイメージサイズなどに制約があるが、開発ツールが付属しているので、自分でプラグインを作ることが可能だ。

「Kondara MNU/Linux Official Web site」の掲示板には、FTP版をインストールしたユーザーから「インストールはできたが起動が途中で止まる」トラブルや印刷のトラブル、ネットワーク関連のトラブルなどが報告されているが、解決策も提示されている。また、7月3日には暫定版FAQが公開されるなど、サポートできる体制も整ってきている。

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