5インチベイ1つのスペースにCD-ROMドライブとFDDを内蔵しユニット化した「FV-024」が登場した。
ユニットにはノート用のスリムタイプCD-ROMドライブと3.5インチFDDがあらかじめ搭載されており、高さもちょうど1つのベイに収まるサイズとなっている。CD-ROMは厚さ12.7mmのTEAC製24倍速「CD-224E」である。同種のものとしては創朋の「I-Drive」があるが、こちらは共にノート用の薄型タイプしか使用できず、ドライブ選択の幅はこちらが勝っていると言えよう。
ノート用CD-ROMドライブにはスリムIDEコネクタから通常のIDEコネクタへの変換アダプタが装着済みで、そのまま普通のCD-ROMドライブと同じく接続できる点もありがたい。ただし電源コネクタはFDDと同じ小型のものなので注意が必要だ。
AF-001。ホワイトモデルもある |
FDDが省かれているレガシーフリーの小型ベアボーンPCなどで標準のCD-ROMの代わりにこれを装着すれば、FDDも使用でき、CD-ROMもノート用のDVD-ROMドライブやCD-RWドライブでアップグレードできるというわけである。
黒と白の2色のカラーバリエーションがあり、価格はコムサテライト2号店と3号店で1万3800円。またFDDとCD-ROMドライブを搭載していないベイアダプタ単体(IDE変換アダプタは付属)の「AF-001」も発売されており、価格は5800円となっている。