ソニー(株)の“VAIO”シリーズに、公開していない隠し機能“イースターエッグ”があるらしいことが、29日に明らかになった。
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| ASCII24編集部が独自に入手した画像。“ANNIVERSARY”の文字が特別なものであることを意味している |
現在判明している情報によると、このイースターエッグは1997年の7月1日に日本国内向けの“VAIO”を発売したことを記念したもの。7月1日午前0時になると“VAIO”の誕生日”を記念して、“ANNIVERSARY”の文字が入った壁紙が表示されるという。その壁紙のデータは、プログラムの中に隠されており、通常では発見できないようだ。
ただし、このイースターエッグが現われるのは、2000年秋以降に発売された“VAIO”に限定されているようだ。また、“季節と時間で変わる壁紙”機能を使用しており、そのデフォルトの壁紙を変更しておらず、なおかつ“アクティブデスクトップ”機能をオンにしている必要があるという。通常の使用ではまず発見できないイースターエッグだ。
また、7月1日午前0時直前に詳細な情報がVAIOのホームページ上に掲載され、さらにはこのイースターエッグが未搭載の“VAIO”に対するダウンロードサービスが行なわれるという情報もある。
ソニーのデジタルマーケティングソリューションズ部にこの噂の真偽を尋ねたが、「現時点ではノーコメント」という回答だった。
もし、このイースターエッグが真実なら、年に1回だけの貴重な体験ということになる(※1)。“VAIO”ユーザーは7月1日に向けて、要チェックだ。
※1 ユーザーが日付と時刻のプロパティで、7月1日に設定した場合を除く。
