この週末はCPUクーラーの代表的メーカー2社からともに新型製品が発売された。アルファの「PAL152U」とクーラーマスターの「GRANBLUE」の2製品である。
アルファ製の「PAL152U」は、1Uサイズのラックに収まるように厚みを抑えたクーラー。
もともとこのサイズとしては、同社のスタンダード製品「PAL6035MUC」の高さを低めただけの「PAL15U」という製品があったが、この「152U」はその改良版というべきもの。
その違いは、ヒートシンクの六角柱状のフィンが1回り細い、まさに「極細」のものになっていること。その分フィンの密度は高められており、ヒートシンク全体の表面積をかせぐことにより冷却能力を向上させたということらしい。
ファンはDELTA製の薄型のものであり、全部含めた厚さはわずか25mmである。
クーラーマスターの「GRANBLUE」は、その名が示す通り、ヒートシンクに鮮やかな青色のアルマイト処理を施したモデル。Socket 370・Socket A両対応である。
材質はオールアルミで、最近流行の銅埋め込み式ではないが、Socket Aなら1.33GHz、Socket 370なら2GHzまで対応するとパッケージにはうたわれている。サイズは60(W)×80(D)×60(H)mm。ファンの回転数は4200rpmで騒音は33dBとなっている。
価格は「PAL152U」がCUSTOMで3780円、「GRNBLUE」がコムサテライト3号店で3500円、高速電脳で4200円となっている。
【取材協力】