『LaVie』シリーズの夏モデルは、『VALUESTAR』シリーズと同様にDVD&CD-R/RWコンボドライブ搭載モデルを増やした。また、IEEE1394や光オーディオ端子、Ethernetポート実装モデルも拡充した。
モバイルDuron搭載の新ブランド『LaVie L』
これまで普及価格帯のA4ノートパソコンは『LaVie U』のブランド名だったが、今回新たに『LaVie L』として全面的にモデルチェンジし、これまで上位モデルにのみ搭載していたIEEE1394および光オーディオ端子が標準装備になった。今回から全機種とも、CPUにモバイルDuronを採用する。
『LL800R/74DH』 |
最上位モデルの『LL800R/74DH』は、モバイルDuron-800MHz、14.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット)、128MBメモリー(PC100)、20GBHDD(Ultra ATA/33)、DVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載。本体サイズは幅308×奥行き262×高さ44mmで、重さは約3.5kg、バッテリー駆動時間は約1.1~1.8時間。価格はオープンプライスで(予想価格20万円代前半)、5月下旬出荷予定。
コンボドライブ標準搭載の『LaVie C』
今回の『LaVie C』は、DVD&CD-R/RWコンボドライブとEthernetポート(100BASE-TX/10BASE-T)を標準で搭載する。また、上位モデルはBluetoothも内蔵する。
『LC800J/74DH』 |
上位モデルの『LC800J/74DH』は、モバイルPentium III-800MHz、14.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット)、128MBメモリー(PC100)、30GBHDD(Ultra ATA/33)、DVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載。本体サイズは幅308×奥行き270×高さ40mmで、重さは約3.3kg、バッテリー駆動時間は約1.5~2時間。価格はオープンプライスで(予想価格20万円代後半)、5月下旬出荷予定。
大容量バッテリーパックを添付する『LaVie M』
モバイルノートパソコン『LaVie M』は、全モデルに着脱可能なDVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載し、最下位モデルを除いた上位2モデルに大容量バッテリーパックを標準で添付する。大容量バッテリーパック使用時のバッテリー駆動時間は、約2.1~3.7時間となっている。
『LM800J/72DH』 |
最上位モデルの『LM800J/72DH』は、モバイルPentium III-800MHz、12.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット)、128MBメモリー(PC100)、30GBHDD(Ultra ATA/33)、Ethernetポート(100BASE-TX/10BASE-T)を搭載。本体サイズは幅283×奥行き238×高さ34mmで、重さはコンボドライブ装着時で約1.91g。価格はオープンプライス(予想価格20万円台後半)で、6月上旬の出荷となる。
『LS70H/74DH』 |
TVチューナーを内蔵する『LaVie S』は、春モデルではPentium III-700MHzとCeleron-650MHzを搭載する2モデル体制だったのが、今回はモバイルCeleron-700MHzを搭載する『LS70H/74DH』の1モデルのみとなった。
『LS70H/74DH』は、14.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット)、128MBメモリー(PC100)、20GBHDD(Ultra ATA/33)、DVD&CD-R/RWコンボドライブを搭載。本体サイズは幅377×奥行き290×高さ42mmで、重さは約4.1kg、バッテリー駆動時間は約1.3~1.9時間。MPEG-2標準画質モード(320×480ドット、6.2Mbps)で最長約3時間45分のTV録画が可能。価格はオープンプライス(予想価格20万円代半ば)で、5月下旬出荷予定。
また、Crusoe-600MHz搭載のミニノートパソコン『LaVie MX』シリーズは、2モデルのうち上位モデルに10.4インチTFT微透過型(※1)カラー液晶ディスプレー(1024×768)が搭載された。これによってバッテリー駆動時間が8.5~11時間となり、NECでは業界最長だとしている。『LaVie MX』シリーズの価格はオープンプライス(20万円台前半)で、5月下旬より順次出荷を開始する。
※1 画素の反射率が高く、太陽光の下でも視認性が高い。バックライトを使用する必要が減るため、バッテリー駆動時間が延ばせる。