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Adaptec ATA RAID 1200A/2400A

Adaptec ATA RAID 1200A/2400A

2001年05月18日 16時02分更新

文● 丸尾

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デスクトップ/エントリサーバ向けの「Adaptec ATA RAID 1200A」。IDE RAIDコントローラにはHighPoint「HPT370」を搭載している。
 アダプテックジャパン(株)は、5月18日、IDE RAIDカード「Adaptec ATA RAID 1200A」「同 2400A」を発表した。Adaptec ATA RAID 1200Aは、デスクトップ/エントリサーバ向けの低価格カード。IDE RAIDコントローラにはHighPointの「HPT370」を搭載しており、ファームウェアでアレイの構築を行う。2チャンネルのIDEポート(最大4台のHDDを接続可能)を備え、RAIDレベルは0(ストライピング)/1(ミラーリング)/0+1(ストライピング&ミラーリング)に対応する。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000。



エントリサーバ向けの「Adaptec ATA RAID 2400A」。RAID用CPUとしてIntelの「i960RS-100MHz」を搭載する。RAID 0/1/0+1/5に対応する。
 一方のAdaptec ATA RAID 2400は、RAID用CPUとして「i960RS-100MHz」を搭載したハードウェアRAIDカードで、位置付け的には同社の従来IDE RAIDカード「AA-UDMA」の後継となる。IDEポートは4チャネル装備するが、各チャネルマスターのみのサポートで接続可能HDDは4台まで。RAIDレベルは、0/1/0+1/5(分散パリティ付きストライピング)に対応。パリティの生成用のASICは別途搭載しておらず、ファームウェアで行う。キャッシュメモリ用のソケットを1本装備し、標準では32MBのECC SDRAMを装着している(最大128MBまで対応)。対応HDDケースとの併用によるホットスワップ/ホットスペアに対応、RAIDアレイの構築後すぐに使用できるバックグラウンド初期化処理機能を搭載している。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000、Linux(RedHat 6.1/6.2)、Linux(SuSE 6.3/6.4)、SCO Unix 3.2/4.2、NetWare 4.2/5.xなど。

 どちらも、アダプテックジャパンによる日本語パッケージとして販売され、日本語マニュアルを標準で同梱する。出荷予定時期は、1200Aが6月中旬、2400Aが6月下旬。予想実売価格は1200Aが1万円前後、2400Aが4万円前後。

アダプテックジャパン(株)
問い合わせ先 Adaptecプリセールスサポートセンター 03-5992-3071



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