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バーテックスリンク、ABIT製のSocket 370対応マザーなどを発売

2001年04月27日 19時38分更新

文● 編集部

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(株)バーテックス リンクは27日、台湾のABIT Computer社が製造する3機種のマザーボード『ST6-RAID』/『ST6』/『VH6T』と、4機種のグラフィックスボード『Siluro MX200』/『同T200』/『同MX400』/『同T400』を発表した。

『ST6-RAID』
『ST6-RAID』

『ST6-RAID』と『ST6』は、Socket 370/FC-PGA(Pentium III/Celeron)対応のATXマザーボードで、チップセットにIntel 815EP B-Stepを搭載した。メモリーは、PC100/133対応の168ピンDIMMを最大3基(最大512MB)搭載可能。PCI×6/AGP×1/CNR×1の拡張スロット、4ポートのUSBインターフェース、最大4基のデバイスを接続できるUltra-ATA/33/66/100のIDEインターフェースを装備する。そのほか、ABITが独自開発したシステム設定機能“SOFT MENU III”により、システムクロックを1MHz単位で50~250MHzの範囲に、CPUのコア電圧を0.025V単位で1.05~1.825Vの範囲に設定できるという。両製品のうちST6-RAIDのみ、Ultra ATA33/66/100対応のRAID機能を持つ。どちらも価格はオープン。出荷開始時期と予想価格は、ST6-RAIDが5月中旬で2万円前後、ST6が5月下旬で1万7000円前後。

『VH6T』 『VH6T』

『VH6T』は、Socket 370/FC-PGA(Pentium III/Celeron)対応のATXマザーボードで、チップセットにVIA Apollo Pro 133A/686Bを搭載。メモリーとして、最大3基(最大1.5GB)の168ピンDIMM(PC100/133対応)を内蔵可能。PCI×5/AGP×1/ISA×1/AMR×1の拡張スロット、4ポートのUSBインターフェース、最大4基接続可能なUltra-ATA/33/66/100のIDEインターフェースを装備する。ST6/同-RAIDと同様に、SOFT MENU IIIによって、システムクロックを66~200MHzの範囲で34通りに、CPUのコア電圧を0.025V単位で1.05~1.825Vの範囲に設定可能。そのほか、ST6/同-RAID/VH6Tの3製品は、米Intel社が提唱するユニバーサルプラットフォームデザインガイドRev.1.0に準拠し、FC-PGAに加え、次世代規格のFC-PGA2にも対応した“ユニバーサルマザーボード”となっている。このため、0.13μmプロセスで製造される1.2V動作の次世代Pentium IIIを搭載できるという。VH6Tの価格はオープンで、予想価格は1万5000円。5月1日に出荷を開始する。

『Siluro T200』
『Siluro T200』

『Siluro MX200』/『同T200』/『同MX400』/『同T400』の4製品は、米NVIDIA社製のグラフィックスチップ『GeForce2シリーズ』を搭載し、AGP4Xモードに対応したグラフィックスボード。メモリー動作クロックはいずれも166MHz。テレビ出力機能を持つTシリーズと、同機能を持たないMXシリーズの2種類を用意した。各製品の仕様は、MX200/T200がGeForce2 MX 200と32MBのメモリー(SDRAM)を搭載し、コアクロックが175MHz。一方、MX400/T400がGeForce2 MX 400と64MBのメモリー(SDRAM)を搭載し、コアクロックが200MHz。いずれも価格はオープンで、5月2日に出荷を開始する。予想価格は、MX200が9500円前後、T200が1万500円前後、MX400が1万4000円前後、T400が1万5500円前後。

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