(株)ネットマークスは26日、トリップワイヤ・ジャパン(株)のデータ改ざん対策ソフト『トリップワイヤ』のユーザー向けに、ハッカーやクラッカー、コンピューターウイルスなどによりデータやプログラムが破壊された際の復旧費用を補償する“ハッキング保険”のサービスを5月に開始すると発表した。これは、安田火災海上保険(株)と共同で開発したもので、『トリップワイヤ』をインストールしたサーバーに対してかけられる保険。損害状況調査費からデータ再作成費、再発防止対策費までの費用を一貫して補償する。補償金は1ライセンスあたり最大500万円(免責5万円)。
『トリップワイヤ』の価格は1ライセンスあたり13万円で、“ハッキング保険”は、保守サービスメニューの中に組み込んだ形で提供する。問い合わせ対応費と保険料を含むサービス費は1ライセンスあたり初年度6万円、次年度以降7万円となる。