アップルコンピュータ(株)は20日、米アップルコンピュータ社が現時時間の19日に、500万台目の『iMAC』を出荷したと発表した。
『iMAC』 |
『iMAC』が初めて発表されたのは1998年5月6日、発売は8月15日だった(いずれも米国時間)。当時のスペックは、PowerPC G3-233MHz搭載、4GBのHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブなど。これに対して、最新の『iMac Special Edition』は、PowerPC G3-600MHz搭載、40GBのHDD(Ultra ATA)、CD-R/RWドライブとなっている。
この3年弱の間にスペックは向上し、価格は17万9800円から最も安いモデルで10万8000円となった。カラーバリエーションも、初期の“ボンダイブルー”からさまざまに変化し、そしてついには“花柄”まで登場した。
米アップルCEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏は「『iMAC』は、USBやFireWire、デスクトップムービー、ワイヤレスネットワーク、ファンのない静かな動作環境、そして優れたデザインを業界に先駆けて採用し、一般および教育用コンピューターを再定義した」とコメントしている。また、ジョブズ氏は「今後数年のうちに、1000万台目となる『iMAC』を出荷することを楽しみにしている」という。