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ちょっとおしゃれなフロントフェイスのベアボーンPC・ECS「BK-25」発売中

2001年04月13日 22時33分更新

文● 水野

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BK-25

 最近、にわかに人気が出だしたベアボーンPC。「サムライの~」というユニークなニックネームの付いたマザーボードでおなじみのECSからも、新たにブックサイズのベアボーンPC「BK-25」が発売される。
 筐体を見ると、横に細かいスリットの入ったフロントマスクが目に付く。そこにマザーボード、52倍速CD-ROM、3.5インチFDDが組みつけられている。
 ちなみにCD-ROMはこの種のブックサイズPCによく見られるノートPC用の薄型ではなく、デスクトップPCと同じ5インチベイサイズとなっている。安価で豊富なバリエーションを持つ各種5インチベイドライブへのアップグレードが可能なところは便利だ。それでいて筐体サイズは82×272×310mm(W×D×H。縦置き状態)と標準的な大きさに収まっている。



内部
筐体内部。マザーボードのサイズと大柄なCD-ROMに注目。電源容量は必要十分な100W

 マザーボードは、ビデオ機能を統合したチップセットの“SiS630E”を採用。Socket370に対応しCelelon・Pentium IIIが使用できる。IDEはUltraATA/66までをサポートし、DIMMスロットは2つ……となると、同社製FlexATXマザーボード「P6STP-FL」と全く同じスペックである。しかし、こちらはCD-ROMと電源のスペースを稼ぐために筐体のちょうど半分のスペースに収まるサイズとなっており、完全な新設計となっているようだ。仕様書にフォームファクターの記載はないが、形状と特殊なインターフェイス配置からしてFlexATXと思われる。



筐体裏
所狭しとコネクタが並ぶ筐体裏。モデムポートはブラケットで引き出している

 価格はPCiN秋葉原で2万3800円。CPUとHDDをそれぞれ1万円程度に抑えれば5万円以下で1台できてしまう価格である。手軽に使えるセカンドマシンとして購入するもよし、ハイパワーCPUと組み合わせてパワフルでコンパクトなメインマシンにするもよし、いずれにせよお買い得なモデルといえる。



【取材協力】

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