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PCI用のAll-in-Wonder RADEONが登場、i810ユーザーに福音か?

2001年03月16日 00時00分更新

文● Jo_Kubota

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All-in-Wonder RADEON PCI

 いまやNvidiaに唯一対抗できるメーカーであるATI Technologiesから「All-in-Wonder RADEON PCI」が登場した。AGP版はすでに輸入/国内版ともに流通しているが、PCI版ははじめて。

 All-in-Wonderは現行製品として十分な3Dパフォーマンスを発揮する“RADEON”搭載ビデオカードに、TVチューナとMPEG2ビデオキャプチャ機能を搭載して人気となっている製品。スペック的には従来のAGP版となんら変わることなく、オリジナルの統合ソフトウェア“ATIマルチメディアセンター”が添付される点にも変化はない。i810チップセット搭載のPCなどAGPスロットを搭載しないPCのユーザーでも、高速な3D機能とテレビチューナ/キャプチャ機能を同時に利用できるようになったことになる。
 価格はPCiN秋葉原で3万3900円、コムサテライト2号店で3万4800円、高速電脳で3万5800円。今回登場したのは輸入版となっている。



TV WONDER VE

 なお同店では、ATI Technologies製「TV WONDER」の廉価モデル「TV WONDER VE」も入荷し、販売を開始している。従来製品では可能だったMPEG1キャプチャが非サポートとなり、独自の圧縮形式“ATI-VCR1”のみの対応と汎用性が低下。S入力端子も省かれているが、キャプチャ機能よりもTVチューナ機能を重視する人にとって、6980円という実売価格はお手頃な選択肢だ。



【取材協力】

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