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ソニー、バイオQRなどバイオノート春モデルを追加発表

2001年02月15日 14時55分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は15日、“バイオQR”および“バイオノートXR”、“バイオノート505”の新製品を発表した。

CD-RWドライブを標準装備したバイオQR

バイオQRは、持つ楽しみを提案しスタイルに重点を置いたバイオノートモデル。今回発表された『PCG-QR1E/BP』は、CD-R/RW書き込み4倍速、CD-ROM/R読み込み20倍速、CD-RW読み込み14倍速のCD-RWドライブを標準装備する。

CD-RWドライブを搭載したバイオQR

CPUにモバイルCeleron-600MHzを採用し、64MBのメモリーと15GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。チップセットはIntel 815EMで、13.3型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)、PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。

外部接続端子は、USB×2、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、100BASE-TX/10BASE-T対応ネットワークコネクター。

キーボードは87キーで、キーピッチは18mm、キーストロークは3mm。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付ジョグダイヤル。バッテリー駆動時間は1.5~2.5時間。本体サイズは幅330.6×奥行き261.1×高さ47.2mm、重量は3kg。OSはWindows Meで、Microsoft Office 2000 Personalをプレインストールし、EasySystem社のライティングソフト『Drag'n Drop CD 1.0QR』が付属する。また、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)のインターネット接続サービス“So-net”の入会金が不要になり、接続料金も3ヵ月無料となるサービスも付属する。

2月24日発売で、価格はオープンプライス、推定小売価格は20万円。

さらに、バイオQR専用のキャリングポーチ『PCGA-CPQ1』を3月10日に発売する。メッシュ地のキャリングポーチで、バイオQRを傷から守りつつ、バイオQRのキャリングスタンド(取っ手部分)を利用して持ち運べるようになっている。価格は未定。

バイオQR用のキャリングポーチ。カラーはシルバーとバイオレットのコンビネーション

バイオノートXRと505にラインナップを追加

またソニーは、1月に発表したバイオノートXRの春モデルラインナップに、『PCG-XR7Z/BP』を追加した。PCG-XR7Z/BPは、既存の『PCG-XR7Z/K』のOSをWindows Meにし、Microsoft Office Personalをプレインストールしたもの。その他の本体仕様はPCG-XR7Z/Kと同じで、CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ(一体型ドライブ)を装備している。CD-ROM/CD-R読み込みが24倍速、CD-RW読み込みが5.7倍速、DVD-ROM読み込みが6倍速、CD-R/RWの書き込みが4倍速となっている。

Office 2000 PersonalをプレインストールしたバイオノートXR

CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルPentium III-750MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と20GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載。14.1型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。グラフィックアクセラレーターはS3 Savage/IX8でビデオメモリーは8MB。

外部接続端子は、プリンターポート、USB、外部ディスプレー、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、パワーアップステーション/FDD用コネクター。PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとジョグダイヤル。

バッテリー駆動時間は、標準バッテリー1個利用時で2~3.5時間、バッテリー2個利用時で4~7時間。本体サイズは幅308×奥行き261.2×高さ45mm、重量は3.1kg(バッテリー1と一体型ドライブまたはCD-RWドライブ搭載時)。3月3日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は27万円前後。

さらに、バイオノート505の春モデルラインナップにも『PCG-Z505V/BW』を追加した。PCG-Z505V/BWは、既存の『PCG-Z505V/BP』に、書き込み8倍速、読み込み24倍速のCD-RWドライブ『PCGA-CDRW52』を同梱したモデル。その他の本体仕様はPCG-Z505V/BPと同じ。

CD-RWドライブを同梱したバイオノート505

CPUにモバイルIntel Celeron-600MHzを採用、64MBのメモリー(SDRAM)と15GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。12.1型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備、グラフィックスアクセラレーターはATI RAGE Mobility-M1を搭載する。

外部接続端子は、USB×2、i.LINK(S400)、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドフォン出力、i.LINKポートリプリケーター/ディスプレーアダプター用端子、マジックゲート対応メモリースティックスロット。PCカードスロットはTypeII×1(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドおよびジョグダイヤル。

本体サイズは幅275×奥行き226×高さ29.3mm、重量は1.7kg。バッテリー駆動時間はバッテリーパック(L)利用時で2.5~3.5時間、同(LL)利用時で3.5~5.5時間。OSはWindows Me。Microsoft Office 2000 Personalをプレインストールしている。3月3日発売で、価格はオープンプライス、推定小売価格は22万円前後。

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