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ソニー、FDに記録するデジカメ『FD Mavica』3機種を発売

2001年02月09日 17時50分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は9日、3.5インチフロッピーディスクを使用するデジタルカメラ『FD Mavica(マビカ)』3機種を3月31日より順次発売すると発表した。発売するのは、メモリースティックスロット搭載モデル『MVC-FD97』と『MVC-FD92』、ベーシックモデルの『MVC-FD87』の3機種。価格はすべてオープン(FD97が9万円前後、FD92が7万円前後、FD87は5万5000円前後)。

製品写真
『MVC-FD87』(左)、『MVC-FD92』(中央)、『MVC-FD97』(右)

『MVC-FD97』は、レンズ形状を最適化し単位面積当たりの感度を上げる211万画素CCD“Super HAD CCD”や、光学10倍ズームレンズを搭載。“20倍プレシジョンデジタルズーム機能”を採用する。USB端子も搭載する。そのほか、光学式手ぶれ補正やカラー液晶ビューファインダー、さらにマニュアルフォーカスリング、シャッタースピード優先AE、絞り優先AE機能などを搭載する。MPEG-1方式で圧縮した動画/音声も記録可能。記録メディア は3.5インチフロッピーディスクと、メモリースティック。画像圧縮形式はJPEG/MPEG-1/GIF/TIFF(メモリースティック使用時はJPEG/GIF、DCF対応) 。静止画画像サイズ最大1600×1200。撮像素子は1/2.7インチ総画素数211万(有効202万)CCD、ズームは光学式が10倍、デジタルは20倍。レンズの明るさはF2.8で、焦点距離は6.0~60mm(35ミリ換算で39~390mm)。撮影距離範囲は通常が25cm~無限大、マクロ撮影時は2cm~無限大。ファインダーは2.5インチLCD電子式ファインダー。電源はインフォリチウム電池。本体サイズは幅126.3×奥行き184.2×高さ124.6mmで、重さは約870g。リチャージャブルバッテリーパック(NP-F330)、ACアダプター(AC-L10A)、電源コード、AV接続ケーブル、USBケーブルなどが付属する。

『MVC-FD92』は、130万画素Super HAD CCD、光学8倍ズームレンズの搭載に加え、“16倍プレシジョンデジタルズーム機能”を採用する。『MVC-FD97』同様、MPEG-1方式で圧縮した動画/音声が記録可能。

『MVC-FD87』は、130万画素Super HAD CCD、光学3倍ズームレンズを搭載し、“6倍プレシジョンデジタルズーム機能”を採用する。別売のメモリースティック用フロッピーディスクアダプター『MSAC-FD2MA』(3月1日発売 価格は8800円)を使用することで“メモリースティック”に記録できる。

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