日本アイ・ビー・エム(株)は2日、米IBM社サンノゼ事業所と日本IBM藤沢事業所との協業により開発したサーバー用の36GBのHDD『Ultrastar 36Z15』を発表した。
Ultrastar 36Z15 |
『Ultrastar 36Z15』は、毎分1万5000回転のサーバー用HDD。容量の増大と待ち時間の短縮に加えて、最高毎秒647Mbitのメディア転送レートと最小3.4msのシーク時間を実現したという。また、自己診断テストと分析を行なう“Drive Fitness Test”や、ドライブの寿命を延ばすロード/アンロード機能、ガラス基盤ディスクなど、独自のテクノロジーを搭載する。36GBと18GBの両モデルを用意し、2001年度第1四半期に出荷する予定。
技術仕様
- 回転数 : 毎分1万5000回転
- 容量 : 36.7GB / 18.4GB
- 平均待ち時間 : 2.0ms
- シーク時間 : 平均3.4ms
- メディア転送レート : 毎秒最高647Mbit
- サステインドデータ転送レート : 毎秒最高52.8MB
- キャッシュ メモリーサイズ : 4MB
- インターフェース : Ultra 160 SCSIおよびUltra320 SCSI、ファイバーチャネル