ローランド(株)とヤマハ(株)は、MIDI機器間のデータ互換性を高めるべく相互協力することを発表した。ローランドのニュースリリースはこちら。ヤマハはこちら。
その合意内容は以下の3点。
- '98年に制定された「GMレベル2」フォーマットを積極的にサポート
- ローランドの「GS」とヤマハの「XG」それぞれのフォーマットをオープン化して相互乗り入れを実現していく
- 今後は、「GS」「XG」「GMレベル2」の3フォーマットをサポートした製品を開発/提供していく
これまでは、GSのデータはGS対応機器/ソフトウェアで、XGのデータはXG対応機器/ソフトウェアでなければ正しく演奏されなかった。しかし、今回の合意による相互乗り入れの実現で、今後発売される製品ではフォーマットを気にすることなくデータの演奏および作成を行えるようになる。
また、両社で新しいフォーマットを制定することも協議されたが、従来の資産との互換性/継続性を維持するという観点から、今回は見送られている。
ローランド(株)
問い合わせ先 広報室 06-6345-9806
ヤマハ(株)
問い合わせ先 広報部 03-5488-6601