(株)ジャストシステムは10日、市販のラベル用紙を使用してオリジナルラベルを作成できるオールマイティラベル作成ソフト『ラベルマイティ』の最新版とビジネス版を発売すると発表した。対応ラベル用紙のメーカー数を26社に増やし、4000種類以上の用紙に対応した。
家庭向けの最新版『ラベルマイティ+[プラス]』は2月23日に発売され価格は5800円、ラベルマイティユーザー対象の優待版は3000円(直販のみ)となる。オフィス、SOHO、個人商店向けの『ラベルマイティ+[プラス] ビジネス編』は3月16日に発売され価格は9800円、優待版は5800円となる。
『ラベルマイティ+[プラス]』 |
ラベルマイティ+[プラス]は、CDやMDのタイトルラベル、写真シール、ネームシールなどを作成できる。今回ラベルメーカー各社が発売する学童向けのネームシールにも対応した。テンプレートを約4700点、イラストを約2200点、部品(背景、枠飾り)を約6500点と大幅に強化したほか、文字の円弧配置などの機能を搭載する。和文フォント18書体、欧文フォント52書体を用意する。
『ラベルマイティ+[プラス] ビジネス編』 |
ラベルマイティ+[プラス] ビジネス編は、名刺、文書ファイルの背表紙、インデックス、バーコードを取り入れた備品・商品管理ラベルなどを作成できる。テンプレートやイラストには、実用的なデザインを用意しているという。表計算ソフトで作成したファイルをそのまま利用できる差込機能や、自動連番割り当て機能、表作成機能などを搭載する。和文フォント18書体、欧文フォント32書体を用意する。バーコードはJAN-8、JAN-13、NW-7、UPC-A、UPC-E、CODE39、CODE128、ITF規格に対応する。
両製品には、画像管理ソフト『デジコレ』、画像加工ツール『写真スタジオ』、タイトル作成ツール『文字スタジオ』、iATOK対応日本語変換ソフト『ATOK12』が添付し、家庭向け製品にはオールカラーガイドブックとサンプル用紙も付属する。対応OSはWindows Me/98/95/2000 Professional/NT Workstation 4.0の日本語版。
対応用紙メーカーは、エーワン(株)、エイブリィデニソンマクセル(株)、(有)アズデザインコーポレーション、エレコム(株)、フォーレックス(株)、ヒサゴ(株)、(株)伊東屋、(株)キングコーポレーション、コダック(株)、コクヨ(株)、ランドポート(株)、(株)ライオン事務器、ロアス(株)、三菱化学メディア(株)、ナカバヤシ(株)、(株)中川製作所、ナナクリエイト(株)、ニチバン(株)、(株)オックスブリッジ、(株)PCM竹尾、プラス(株)、サンワサプライ(株)、トッパン・フォームズ(株)、アルプス電気(株)、エプソン販売(株)、キヤノン(株)の26社。
今後各社から発売される最新の用紙については、同社のシールとラベルの総合サイト“ラベルマイティ ステーション”において用紙情報ファイルを無償ダウンロード提供するという。