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筆休め2001ハイブリッド版

筆休め2001ハイブリッド版

2000年11月20日 00時00分更新

文● 遠藤

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筆休め2001ハイブリッド版

(株)ソースネクスト

6800円

ソースネクストの「筆休め2001 ハイブリッド版」は、“ラクして簡単に年賀状作成”がウリのソフトだ。今回はプログラムやイラストなどの5枚組CD-ROMを、太っ腹にもWindows版とMacintosh版の両方を同梱(10枚組)したお買い得パッケージ製品で登場だ。

起動時に表示されるウィザードの「とりあえずハガキ」を使えば、1件分の宛先入力で宛名印刷や、文面があっという間に作れる。

 操作面では、とにかく簡単な操作で作れる「とりあえずハガキ」モードを搭載するのが最大の特徴だ。ウィザード形式で作業を進めていくタイプだが、必要最小限の項目を選択・入力するだけなので、とにかく速い! 宛先入力の作業を別にすれば、宛名面、文面ともに各3クリックで印刷までできてしまう。たとえば宛名作成の「ゼロから宛名印刷」を選ぶと、はがきの種類と縦/横書きを選択し、宛先を入力、すると次ではもう印刷へと進むのだ。これではまだ1件分しか住所入力・印刷ができていないが、とりあえず1件分だけでも急ぎで出したい場合は十分だろう。

 またメイン画面の住所録や宛名面/文面の各ウィンドウを、“宛名面とカード型住所録”や“文面とイラストビューア”など全5パターンに自動配置する機能があり、これを使えば画面内がすっきりとして操作しやすい。文面作成では、白紙から個性あふれる年賀状の作成もできるように、優秀なエフェクトツールや変形文字作成機能などを搭載している。

住所入力支援は万全だし、細かく指定できるデータ設定や、自由な項目名に変更できるフリー欄が10も用意されており、抽出時の比較項目にもなるので、データ管理がしやすい。

 住所入力支援機能は、3大辞書を標準搭載し、同社の携帯電話メモリ編集ソフト「携快電話3」との連携機能を持つなど、申し分ない。また、年賀状の出し受けを記録する履歴管理も、年が変わると自動的に最新の10年分に更新してくれるので長く使えて経済的とも言える。ただし、他ソフトからの住所録の取り込みがCSVとExcel形式のみなので、ほかの年賀状ソフトから乗り換える場合には、一度CSVで出力する作業が必要となる。

 素材はCD-ROM2枚組に収録されているが、巳年に合った年賀状のイラストはCD-ROMよりも、標準インストールでHDDに登録されたもののほうが質がよく、反対に写真素材はCD-ROM収録のほうが良い。使ってみて少々不便に感じたのは、イラストビューアがウィンドウサイズやツリー表示領域を変更できないことと、プレビュー画像が少しはっきり見えないことぐらいで、これらが使い易ければいうことなしだ。

イラスト素材は多岐に渡っていて、中にはどんなときに使えるのかわかりかねるが、恐竜や妖怪なんてものもある。イラストビューアは少々使い難く感じた。
ソフト名 筆休め2001ハイブリッド版
価格 6800円
会社名 (株)ソースネクスト
問い合わせ先 03-5350-4844
URL http://www.sourcenext.co.jp/
対応OS Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000
文例数 600点
クリップアート数(背景含) 1万2000点
テンプレート数 1000点
フォント数 HG楷書体、DFPホラーBW5、DFPクラフト遊W7など和文32、かな40、英数字228、計300書体
郵便番号→住所
住所→郵便番号
電話番号→住所
TWAIN対応
FDi対応
Kodakデジタルサービス対応 ×
読み込み形式 Excel、CSV、カンマ/タブ区切りのテキスト
書き出し形式 カンマ/タブ区切りのテキスト
フォトレタッチ機能
ペイント機能 ×
文字加工(飾り)機能
携帯電話メモリ編集機能 ×
画像管理機能
法人/個人電話番号辞書 ○/○
画像フォーマット(入力) bmp、eps、jpg、mac、psd、wmf、他16種類
姓名辞書 ○(28万件)
備考 にじみ・かすれ機能、インターネット年賀状機能搭載

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