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アドビ、『Adobe InDesign 日本語版』を2001年2月上旬に発売

2000年12月04日 11時48分更新

文● 編集部 桑本美鈴

アドビシステムズ(株)は4日、プロフェッショナルパブリッシング向け次世代ページレイアウトソフト『Adobe InDesign 日本語版』を2001年2月上旬に発売すると発表した。

『Adobe InDesign 日本語版』のパッケージ。パッケージデザインは日本市場向けに新しく作り起こしたもの。アドビストア価格は9万8000円。どうしても10万円を切りたかったのだという

日本市場向けに独自機能を搭載

InDesignは、昨年より注目を集めてきた次世代ページレイアウトソフト。日本語版は英語版のVersion 1.5に相当するが、コアとなるテキストエンジンは日本市場向けに新たに作り直したもの。

日本語版の独自機能として、“日本語レイアウトグリッド”、“フレームグリッドツール”を搭載する。一方、英語版1.5に搭載されているベジェ曲線の上にテキストを配置するパス上文字ツールとラッピング機能は含まれていない。また、英語版とのドキュメントの互換性もない。

日本語レイアウトグリッドは、テキストやグラフィックを持たずに、ページ要素をレイアウトするための正確な文字ベースのグリッドを作成するための機能。縦組み/横組みの設定や使用するフォント、文字枠サイズ、行間や文字間などを指定できる。

フレームグリッドは、日本語テキストの正確な配置と文字数の管理を行なえる。このグリッドにより日本語テキストを精密に配置し、文字組版作業をスムーズに行なえる。縦組みグリッドツールと横組みグリッドツールの2種類が用意されており、切り替えも可能。フレームグリッド設定後に、テキストを入力したりペーストしたりすることで文字の配置が行なえる。

日本語組版機能により、正確な日本語の配置が可能。フォントにない仮想ボディーデータを組版エンジン側で理解し、異なるフォント同士でも文字位置を正確に合わせて揃えて表示できる。日本語の斜体文字設定や、合成フォントの作成も可能。

InDesignの編集画面。日本語テキストを正確な位置に配置できる

インターフェースはPhotoshopと共通

ユーザーインターフェースは、Adobe IllustratorやAdobe Photoshopと共通で、同様のコマンドやツール、キーボードショートカット、パレットを備えている。キーボードショートカットは編集可能。また、Quarkベースのショートカットキーセットも用意されている。

フリーハンドで図形を描ける“えんぴつツール”や、任意のテキストを選択し別のテキストを指定すると、最初選択したテキストと同じフォントが適応される“スポイトツール”などを搭載する。ツールパレットのカスタマイズも可能。

IllustratorやPhotoshopとの連携も可能で、例えばPhotoshopで作成したロゴをInDesign上で選択すると、自動的にPhotoshopが起動し編集可能となる。

テキストにグラデーションを適応することも可能。特色同士およびプロセスカラー同士の組み合わせで、円または直線の形状のグラデーションを作成できる。

QuarkXPressドキュメントの読み込みも可能

ページサイズは最小1平方パイカから最大1296平方パイカまでサポート。最大10ページまで見開きページを編成でき、見開きの左右のペーストボードは作業領域として利用できる。また、複数のマスターページを設定し、繰り返して利用したいページ要素の組み合わせを保存できる。

QuarkXPressとAdobe PageMakerドキュメントを直接InDesign上で変換して読み込むことが可能。ただし、QuarkXPressドキュメントについてはすべてを完全には再現できないという。

対応OSは、Mac OS 8.6または9.0およびWindows 98/Me/2000/NT4.0。2001年2月上旬発売で、価格はオープンプライス。同社オンライン販売サイト“アドビストア”での価格は9万8000円。アドビストアでは2001年1月中旬より予約受付を開始する。

米国では出版物制作においてDTP化が普及しているのに対し、日本の出版物は縦組みをはじめとする日本語組版を容易に行なえないという理由からDTP化が進んでいないのが現状。しかし、グラフィックなどの画像に関してはデジタル化が進んでおり、文字組はアナログ、画像はデジタルという状況となっている。同社は、今後の出版のワークフローにおいてフルデジタル化の流れは高まっているとし、日本市場が求める製品を提供し米国同様にDTP化を普及させるとしている。

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