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日本IBM、PHSデータ機能内蔵の『WorkPad』を個人向けに通販

2000年11月21日 19時33分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)(日本IBM)は21日、7月に企業向けPDAとして発表したPHSデータ機能内蔵の『WorkPad』(8602-31J)を、個人向けに販売を開始すると発表した。同社のホームページを通じて、同日、購入申し込みの受付を開始。なお、店頭販売については、10月にコンプマート大須第一アメ横店(愛知県名古屋市)とマックスデンコードー郡山北店(福島県郡山市)の2店で開始しており、同社では今後取り扱い店舗を拡大していくという。

製品写真
『WorkPad』に内蔵されたPHSユニット(左上部分)。写真は、内部が分かるようなスケルトンモデルで、実際の製品とは異なる。

同製品は、PHSデータ通信機能を内蔵したPDAで、携帯電話やPHSに接続することなく、電子メールの送受信やウェブの閲覧など、インターネット機能が利用できるというもの。販売される機種は、PHS電話番号未取得のモデル(8602-31J)と、PHS番号取得済みのモデル(8602-31A)。未取得のモデルは、PHSの回線契約と番号書き込みが別途必要となる。取得済みのモデルは、東京通信ネットワーク(株)(TTNet)のみ。価格は、8602-31Jが3万4900円で、8602-31Aが2万9900円。

同社は併せて、PDA『WorkPad c3』(8602-50J)に、ビジネスソフト収録のCD-ROMを添付するキャンペーンを実施すると発表した。添付されるCD-ROMは、『WorkPad ブースター・キット』という名称。WorkPadの“メール”、“予定表”、“アドレス”などをパソコンのグループウェアと連携させる『Intellisync for IBM WorkPad』、日本語対応の手書き認識ソフトの体験版『NEOS GOGOPen for Palm体験版』、RADツール『Satellite Forms』で作成したアプリケーションをWorkPadで稼動させるモジュール『Satellite Forms ランタイムモジュール』の3本を収録。キャンペーン期間は、21日から12月31まで。27日出荷分からCD-ROMが添付される。

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