日本ヒューレット・パッカード(株)は9日、ハンドヘルドパソコン『hp jornada(ジョルナダ)シリーズ』の新製品として、『hp jornada 720』を12月9日に発売すると発表した。価格はオープンプライス(予想販売価格は未定)。
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| 『hp jornada 720』 |
『hp jornada 720』は、デジタルカメラの画像表示や音楽データの再生が行なえるマルチメディア機能を搭載したハンドヘルドパソコン。1/2VGA(640×240ドット6万5000色)表示のバックライト付きカラーSTN液晶ディスプレーを搭載し、OSに『Microsoft Windows Powerd Handheld PC2000 日本語版』を、CPUに32bitの『StrongARM SA1110-206MHz』を搭載する。バッテリーの連続稼動時間は10時間。V.90対応の56kbpsモデムを内蔵する。
マルチメディア機能は、MP3とWindows Media形式の音楽データを再生する『Microsoft Windows Media Player』をプレインストール。メディアプレーヤーは筐体を閉じたまま再生が可で、音量調節や操作ボタンロックなどが片手で行なえるようになっているという。ビューワーソフトとしては、『Kodak Picture Shot』をバンドルする。
ディスプレー部は6.5インチ1/2VGA(640×240ドット)バックライト付カラーSTN液晶ディスプレー。32MBのRAMメモリー、PCカード(Type II)スロット、CFカード(Type I)スロット、スマートカードスロットを搭載する。本体のサイズは幅189×奥行き95×高さ34mmで、重さは510g。筐体はヨーロッパのデザイナーの手になるもので、カラーは“ミッドナイトブルー”。電源はリチウムイオン充電池で、ACアダプターが付属する。ドッキング・クレードル、USBケーブル、スタイラスペンなどが付属する。
