(株)富士通静岡エンジニアリングは30日、携帯電話に対応したメールシステム『K.mailer』(ケイドットメーラー)を開発し、同日販売を開始したと発表した。これは携帯電話各社のインターネット接続サービスを利用して、プロバイダーや会社のメールアカウントに届いたメールを、携帯電話で送受信できるメールサービス。SSLに対応し、携帯電話とサーバーの間でメッセージの暗号化や認証も可能。対応する接続サービスは、iモード、EZweb、Jスカイウェブ。
最大3つまでのマルチアカウントに対応するほか、メールの送信者や表題に含まれる文字列で受信制限ができるフィルター機能、携帯電話の受信文字数制限に合わせたメールの分割機能、メールの本文と添付ファイルを最寄りのFAXに出力する機能などをサポートする。
対応OSは、Windows NT Server 4.0(SP4以降)。FAX送信機能を利用する場合は、『PowerMEDIA for Windows NT V1.1 L50』が必要。価格は、1サーバーで300ライセンスの基本セットが29万8000円。