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インプライズ、Java開発ツール『Borland JBuilder 4』を発表

2000年09月22日 17時56分更新

文● 編集部

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インプライズ(株)は21日、Java開発ツールの新製品『Borland JBuilder 4』の概要を発表した。製品の価格などの詳細については、10月中旬に正式発表を予定しているが、出荷時期は11月中旬になる模様。同製品は、“Java 2 v1.3”をサポートし、WindowsやUNIXなど多様なOS向けに企業情報システムやウェブアプリケーションを作成できるプログラム開発環境。同製品自体が“100% Pure Java”で開発されているため、Windows、Linux、Solarisなど、マルチプラットフォームで動作するという。

『Borland JBuilder 4』の開発環境の画面

今回のバージョンアップでは、データベースから動的にコンテンツを作成するツール“InternetBeans Express”、CORBA準拠の分散システム開発ツール“VisiBroker 4.1”、プログラムを開発環境内でテストできるアプリケーションサーバー“Inprise Application Server 4.1”、ソースコードを管理するためのバージョン管理機構などを、新たに追加した。特に、バージョン管理機構は、CVSに対応し、多人数の開発で離れた場所でのソース同期を行なえるという。

同製品には、分散アプリケーション開発用の“Borland JBuilder 4 Enterprise”、サーバーアプリケーション開発用の“同Professional”、Java学習用の“同Foundation”の3種類がある。製品の種類により機能制限があり、分散アプリケーション開発やバージョン管理機構などの新機能は、Enterpriseのみの対応となっている。また、Foundationは、無償提供を予定しており、ホームページでのダウンロードサービスやCD-ROM送付サービスなどを、12月以降に開始するという。

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