このページの本文へ

スポーツ・ナビゲーション、スポーツ情報の総合サイトを9月に開設

2000年08月31日 21時58分更新

文● 編集部 小林久

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)スポーツ・ナビゲーションは、スポーツ関連情報を提供するウェブサイト“sportsnavi.com”(スポーツナビ・ドット・コム)のサービスを9月1日に開始する。スポーツの総合情報サイトとして年内に65万/日のページビューを目指す。

sportsnavi.comのトップページ

通信社から提供される各種スポーツの結果速報やコラム、選手紹介、お勧めサイト/リンク集などのコンテンツを用意。サービス開始時には“シドニー五輪「史上最大のアーカイヴ」”と題したオリンピック関連の特集記事が提供されている。また、一般ユーザーが参加できるチャット/掲示板、スポーツ関連商品や観戦チケットが購入できるオンラインショップなどのコンテンツも順次提供していく。将来的には、iモードやPDA向けのコンテンツ配信サービスや映像配信といったサービスの提供も検討しているという。

発表会に参加した同社CEOで代表取締役会長の勅使河原直彦氏は、双方向性や紙幅の制限がないといったウェブの特徴を生かしたコンテンツ作りを行なっていきたいと述べた。sportsnavi.comでは双方向性を生かしたコンテンツとして、全国のフットサルチームを独自にランキングし、地域やレベルごとに対戦相手を探せるコミュニティーサイトの提供も行なっていく。

また、スポーツ・ナビゲーションにはスポーツ選手も資本家として参加しており、Jリーグ・コンサドーレ札幌の岡田武史監督、湘南ベルマーレの加藤久監督、プロゴルファーの倉本昌弘氏、元プロテニスプレーヤーの伊達公子氏、ラグビー日本代表の平尾誠二監督が名乗りを挙げている。同社では今後株式公開なども行なっていく予定だが、その際に得た利益もスポーツ関連に投資するなどが参加の条件となっているという。

スポーツ・ナビゲーションは、2000年7月に(株)電通、三菱商事(株)、ウィットジャパン・インベストメント(株)、(株)共同通信、(株)時事通信社の5社の出資で設立。資本金は8億円。今後は、(株)イー・エス・プログレス、(株)ジャパン・エナジー、(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズ、大東京火災海上保険(株)、(株)ローソンの5社の出資が予定されており、スポーツ用品販売や映像情報を含めたコンテンツ作り、個人向けスポーツ保険の提供など、提携各社の持ち味を生かしたサービスの提供を目指す。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン