米インテル社と韓国サムスン電子社は20日(現地時間)、インテル社がサムスン電子社に対し、1億ドル(約115億円)を出資することで基本的に合意したと発表した。
出資の方法としては、インテル社がサムスン電子社の普通株式へ交換可能な転換社債を取得することで行なわれる予定。サムスン電子では、手持ちの資金とこの追加資金を合わせ、Direct
RDRAM(RambusDRAM)の製造ラインをはじめとする設備投資を行なう予定。サムスン電子はDirect
RDRAMのサンプル出荷を開始しており、’99年第2四半期から量産出荷を予定している。
今回の出資は、インテル社が次世代チップセットで採用するといわれるDirect
RDRAMの供給体制を支援し、パソコンへのDirect RDRAMの採用をうながす目的と見られる。