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「TVはリラックスの場だから、そこで勉強はしたくない」--野田聖子郵政大臣の質問に、小学生が答える!

1999年01月14日 00時00分更新

文● 報道局 伊藤咲子

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 こねっと・プラン推進協議会(会長:池田茂NTT顧問)は13日、郵政省内で、野田聖子郵政大臣を迎えて“こねっと特別セミナー”開催した。この模様は、インターネットTV会議システム『フェニックス』を使って全国1000のこねっと・プラン参加校に中継された。

野田聖子郵政大臣野田聖子郵政大臣



 こねっと・プランは、現在NTTなど68の企業、団体、個人から構成されており、文部省と郵政省の協力のもと、学校への寄付、技術サポート、教育用コンテンツなどを提供するプロジェクト。

 “こねっとセミナー”は'96年より始まり、今回で17回目を迎える。小室哲哉氏やビル・ゲイツ氏など、各界の著名人を迎え、社会問題の質疑応答から漫画の描き方まで幅広いテーマで行なわれている。


野田大臣は電子メールを利用していますか?


 今回のセミナーでは、こねっと・プラン参加校の代表7校の生徒が野田氏に質問をした。岐阜県立岐阜聾学校に通う中学三年生の今城まなみさんは「野田大臣は電子メールを利用していますか?」と質問をした。

 野田氏は「10年前からパソコン通信をしています。始めたきっかけは、ある会合で、しゃべることができない方と友達になったことです。そのときは、素晴らしいものがこの世にできたなあ、と思いました」と答え、今城さんもぜひ私にメールを送ってくださいと呼びかけた。

 また、大臣から子供に質問するコーナーもあった。「TVで勉強できたら楽しいと思いますか?」という質問に、福岡県福岡市玄界小学校の5年生、伊藤源起君は「リラックスの場を壊したくない」と、子供の本音が出る一幕も。



 セミナーの最後、野田氏は「21世紀の社会人になる皆さんのためにも、インターネットがしっかり整備されるよう頑張ります」と締めくくった。

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