シャープ(株)は、携帯電話との接続インターフェースを内蔵した電子メール用の端末『MT-200』(愛称：コミュニケーションパル)を12月4日に発売する。これはデジタル携帯電話と接続することでメールの送受信を行なうもの。HTML3.2に対応したWebブラウザーも搭載しており、Webの閲覧も可能。電子メールは手紙のように背景に便箋を表示する“便箋メール”、手書きのメモを添付できる“手書きメモ添付メール”機能もある(インターネットメールのみ、添付情報はMIME方式)。NTT移動通信網(株)(NTTドコモ)の“10円メール”にも対応している。主要ISP(インターネットサービスプロバイダー)に対応した“簡単インターネット設定”によりインターネットへの接続設定をプロバイダー別の質問に答えることで設定できる。
液晶ディスプレーは3.9インチのモノクロ16階調液晶で、320×240ドット表示。携帯電話との接続ケーブルは本体に収納できる。赤外線通信機能をもち同社のPDA『ザウルス』やパソコンとのデータ交換が可能。スケジュール機能とアドレス帳機能も搭載する。入力はキーボードのほかペンで画面にタッチして行なうこともできる。CPUは32bitのRISCプロセッサー、4MB(DRAM
2MB、フラッシュメモリー2MB)のメモリーを搭載する。
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NTTドコモ、J-PHONEグループ、(株)ツーカーセルラー東京/東海、(株)ツーカーホン関西、日本移動通信網(株)(IDO)、DDIセルラーグループ、(株)デジタルツーカー北海道/東北/北陸/中国/四国/九州の携帯電話に対応する。サイズは幅160×奥行き90×高さ26mm、重量は約310g。単3乾電池2本で連続して約80時間の表示、約16時間の通信が可能。価格は3万3800円。
