このページの本文へ

ユーリードシステムズ、『PhotoImpact4.2』などデザインソフト3製品を発売

1998年09月28日 00時00分更新

文● 報道局 清水久美子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ユーリードシステムズ(株)は、Webデザインソフト『PhotoImpact4.2』、3Dタイトルアニメーションソフト『Cool 3D ver.2.0』、ホームユース向けビデオ編集ソフト『VideoStudio ver.3.0』を発売する。価格は、『PhotoImpact4.2』が1万9800円、『Cool 3D ver.2.0』が9800円、『VideoStudio ver.3.0』が1万9800円。全製品、Windows 95/98/NT4.0対応。30日より順次店頭販売される。

カラーマネージメント機能“イメージカラーマッチング2.0”を新規サポートした『PhotoImpact4.2』

『PhotoImpact4.2』
『PhotoImpact4.2』


 5月に発売された『PhotoImpact4.0』のアップグレード版。Windows 98に完全対応し、カラーマネージメント機能“イメージカラーマッチング2.0”をサポート。また、カラー階調48bit、グレー階調16bitの編集機能を持つ画像編集モードでは、元の画像を壊すことなく、新規の画像上で編集を行なうことができる。“パーシャル編集”機能では、大容量の画像データの一部分だけ指定して開ける。編集後は元の画像と合体させたり、単独で保存させたりできる。

 JavaアプレットとHTMLの自動書き出しを可能とする“Javaボタンアプレット”や、92種類のWebテンプレートも追加され、Web作成機能も強化されている。『ver.4.0』からのアップグレードは、無償で同社のホームページ上からダウンロードできるほか、3000円にてCD-ROMでの配布も行なう。150MB以上の空きHDDが必要。店頭販売は30日から。

キーフレームごとの動きが設定できるようになった『Cool 3D ver.2.0』

 昨年12月に発売された、『Cool 3D ver.1.0』のアップグレード版。3Dタイトルだけでなく、アニメーションの作成も可能。“炎”や“爆発”などのプラグイン機能を標準で搭載した。静止画はBMP、GIF、JPEG、TGA、動画はAVI、GIF Animation、3DファイルはC3Dに対応している。アニメーションについては、ユーザー自身がキーフレームを指定することで、自動的に自然な動きが作成できるという。『ver.1.0』からのアップグレード版は4980円。80MB以上の空きHDDが必要。店頭販売は11月6日から。

リアルタイムで映像を確認しながら画像編集が可能になった『VideoStudio ver.3.0』

『VideoStudio ver.3.0』
『VideoStudio ver.3.0』


 撮影したビデオテープ、イメージデータ、音声ファイルなどを使用し、リアルタイムで画像を確認しながら必要部分だけ取り込める。また、キャプチャーした画像や動画ファイルを、ドラッグ&ドロップで作業ボードに貼りつけられる。テキストタイトル、音声、BGMなどが追加可能で、誕生日や記念日に送るビデオレターとしても使用できる。24MB以上の空きHDDが必要。店頭販売は11月27日から。

 今回の製品群の発売に際し、同社代表取締役社長の下村慶一氏は「次期バージョン発表までにそれぞれの製品、1万本を販売をする。また、昨年12月の設立以来の販売目標3億円はほぼ達成できそう。来年はバージョンアップ版も含め、8製品を投入し、さらに市場を拡大していきたい」と述べた。

ユーリードシステムズ代表取締役社長の下村慶一氏 ユーリードシステムズ代表取締役社長の下村慶一氏


 これらの製品は、30日より幕張メッセで開催される、“WORLD PC EXPO 98”に出展される予定。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン