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サイバーアーツ、インターネット上で“デジタルドラマ”の配信を開始

1998年09月02日 00時00分更新

文● 報道局 白神貴司

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 (株)サイバーアーツは、2日、記者発表を行ない、インターネット上でTVアニメの人気キャラクターが登場する、静止画像と音声を組み合わせたコンテンツ、“デジタルドラマ”『SUNRISE WORLD・Mission 1』の提供を、10日に開始すると発表した。同社と(株)サンライズとのライセンス契約によるもので、日本電信電話(株)が運営するインターネットモール“Gsquare”の中の“コミックデパート”内で公開される。サンライズ作品に登場するTVアニメのキャラクターが、オリジナルのストーリーに登場する。



 同作品は、北海道放送(HBC)のラジオドラマとして7月から放送されており、これをもとにサンライズが監修し、サイバーアーツがコンテンツを製作したもの。全編で約35分で、これを1回約3分、10回に分けて公開する。週1回更新され、11月末までの、およそ3ヵ月間にわたって公開する。なお、コンテンツは無料だが、同社では将来的には、会員制を含めた有料化を検討中だという。

 現在、予告編が“コミックデパート”(http://www.gsquare.or.jp/comics/cyberdigicomi/index.html)内で公開されている。同社ではこの『SUNRISE WORLD・Mission 1』を、“デジタルドラマ”の第1弾と位置付けており、今後も同様の作品を提供していきたいとしている。

 記者発表の席では、予告編が上映されたが、キャラクターなどの静止画像を、声優によるセリフや、BGM、効果音などが盛り上げており、あたかも、音の出る漫画を見ているようだった。

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