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コンパックコンピュータ、『ProLiantサーバ』シリーズにPentium III-933MHz/Xeon-933MHz搭載モデルを追加

2000年08月07日 20時25分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は7日、Pentium IIIを搭載したIAサーバー『Compaq ProLiant(プロライアント)サーバ』シリーズに、Pentium III-933MHzを搭載した『ProLiant ML350』、『ProLiant ML370』、『ProLiant DL380』と、Pentium III Xeon-933MHzを搭載した『ProLiant ML530』を追加すると発表した。価格と出荷開始時期は、ML350が55万円からで8月下旬、ML370が70万円からで8月中旬、DL380が85万円からで8月中旬、ML530が95万円からで8月中旬となっている。

『ProLiant ML350』

今回発表されたモデルは、ProLiant ML350、同ML370、同DL380がPentium III-933MHz、同ML530がPentium III Xeon-933MHzを採用。全モデルとも、ServerSet III LEチップセット、128MBのメモリー(SDRAM)、Wide Ultra2 SCSIコントローラー、10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプターを搭載する。ML350には、HDDベイがホットプラグに対応した『ProLiant ML350 T01 P933-256K 128MB ホットプラグ』と、未対応の『ProLiant ML350 T01 P933-256K 128MB ノンホットプラグ』の2種類を用意。また、ML370には、タワー型の『ProLiant ML370 T01 P933-256K 128MB』と、ラックマウント型の『ProLiant ML370 R01 P933-256K 128MB』がある。さらに、ML530にも、タワー型の『ProLiant ML530 T01 X933-256K 128MB』と、『ProLiant ML530 R01 X933-256K 128MB』がある。そのほか、DL380は、タワー型の『ProLiant ML380 R01 P933-256K 128MB』のみとなっている。

同社は併せて、すでに発売しているクラスターソリューション製品である『Compaq ProLiant クラスタ HA/F500』と『Compaq パラレル データベース クラスタ PDC/O5000 for OPS 8.1.6』の機能を強化したと発表した。両製品の主な強化点は、サーバーと記憶装置間のファイバーチャネルを全2重化し、障害対策ソフト『セキュアパス 3.1』の2ノードライセンスを標準添付した。さらに、同社は、管理ソフト『リモートInsightボードLights-Out Edition』の機能も強化した。主な強化点は、サーバーと管理コンソール間でSSL暗号化に対応し、複数のサーバーを複数の論理ドメインに区分して管理するグループアドミニストレーション機能を追加した。

また、同社は、発売中のサーバー製品を値下げすると発表した(値下げ幅は2%~16%)。値下げされた製品は、『ProLiant ML330』、『ProLiant ML360』、『ProLiant ML370』、『ProLiant ML380』の各シリーズ。特に、『ProLiant ML330 P667 アドバンテージPAQ V』は、18万8000円から15万8000円の値下げとなっている。

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