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米AMD、2000年第2四半期の決算を発表――売上は前年同期比97%増の11億7043万ドル

2000年07月21日 00時00分更新

文● 編集部

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日本AMD(株)の21日付けの発表によると、米AMD社が21日、2000年第2四半期(2000年4月~6月)の決算を発表した。決算の内容は、売上が前年同期比97%増の11億7043万ドル(約1264億円)となり、営業利益と純利益が2億5019万ドル(約270億円)と2億714万ドル(約223億円)で、いずれの数値も過去最高を記録した。

同社は、今期の好決算の要因として、パソコン用のCPUとフラッシュメモリーの売上増を挙げている。同社にとって、例年第2四半期は、年間を通じてパソコンのCPUの売上が最も伸び悩む時期というが、同社は今期、“AMD Athlonプロセッサ(高性能フルスピード・キャッシュ内蔵)”と“AMD Duronプロセッサ”の出荷を開始した。このため、両CPUが属する“第7世代PCプロセッサ”の売上数は、前期比52%増となった。また、同社は、年々増加するフラッシュメモリーの需要に応えるため、製造能力の強化を継続的に行なっている。特に、今期は、富士通エイ・エム・ディ・セミコンダクタ(株)の岩手工場がフラッシュメモリー製品の出荷を開始した。メモリーグループの今期の売上は、フラッシュメモリーの売上増により、前期比10%以上の増加となったという。

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