(株)アクセスは11日、情報家電向けの組込みウェブブラウザーの新バージョン『NetFront
ver.2.6』を発売したと発表した。
『NetFront』は、メモリーやCPUの性能が限られた、PC以外の機器に組み込むことを前提に設計されたブラウザー。HTML3.2をフルサポートし、フレーム、JavaScript、ウェブプリンターや各国語に対応している。そのほか、アニメーション、テレビ会議、ストリーミング再生などのオプションも用意されている。
今回のバージョンアップ版では、HTMLコンポーネントのカスタマイズ機能やHTMLページの保存機能、プラグインメールやアドレス帳、カレンダーなどの付属アプリケーションが追加された。ユーザーインターフェースの操作性も改善されているという。価格は、NetFront2.6
SDK REL.1.0SH-3/4版が、5ユーザーで600万円、SH3/4版評価版が10万円、PCデモ版は無償となっている。