「今度は、これまでとは全く違うスゴいケースを出しますから楽しみにしていてくださいね」先月、編集部にアルミケースのデモに来社した星野金属工業(株)(ソルダム)の営業マンは、そう宣言していた。製品名とイメージ写真、スペックが同社のWebサイトにアップされているため、製品のだいたいの雰囲気は掴めるのだが、細部がどんな形になるのかは不明だった。
星野金属工業と言えばアルミケースで有名。総アルミのフルタワーケースや、335W電源搭載のMicroATXケースなど、あっと驚くような製品を次々に発表している。今度も、とてつもなくユニークなアルミケースを発表してくるのだろうと予想していたのだが……。
アキバをリサーチ中の筆者は、偶然、その営業マンがショップを回っているのを発見した。いったいコレは何なのか。まずは、写真を見ていただきたい。
製品名は『PRISM』。デスクがPCパーツを収納するケースとなっている。天板は強化ガラスだ。上の写真は後ろから見たところ、写真2が斜め前方からとなる。上面の強化ガラスをはずしてパーツを取り付ける |
前方には5インチベイが3つ、3.5インチベイが1つ。一番左端の奥にあるのが3.5インチシャドウベイでHDDを4台搭載できる。電源は335Wを搭載 |
前面のパワースイッチは、同社のケース『MT-PRO 3000』に採用されているのと同じものだ。ゴールドで高級感がある |
背面には3つの排気ファンがついている。ファンは同社の80mm角ファン『WiNDy80II』 |
大きさは800(幅)×770(奥行き)×707(高さ)mm。支柱以外の黒い部分はアルマイト加工がなされている。キャスターが付いており、移動も簡単だ。気になる価格は11万円前後。7月13日より店頭に並ぶ予定だ。