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小学館、日本電気、CACの3社、ネットを利用したマルチメディア関連ビジネスの新会社を設立

2000年06月14日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)小学館、日本電気(株)、(株)シーエーシーの3社は、合弁で“株式会社ウェブプログレッシブ”を14日付で設立したと発表した。資本金は4億9000万円で、小学館が50パーセント、日本電気が30パーセント、シーエーシーが20パーセントを出資する。社長には、小学館取締役の田辺茂男氏が就任。初年度の売上目標は5億円、2004年度までに累計で160億円の売上を目標に置いている。

小学館と日本電気はこれまでにも、“インターネット篠山紀信”などの企画において、協業を進めてきた。今回の合弁では、システム構築や運用管理でノウハウを持つシーエーシーと組み、デジタル分野において新たなマーケティング事業に乗り出すとしている。

ウェブプログレッシブでは、インターネットを利用したマルチメディア関連のビジネスを展開する。主な事業内容としては、(1)ネットコンテンツ事業と、(2)インターネット新サービス開発事業の2つが挙げられる。

ネットコンテンツ事業は、小学館が保有するコンテンツ資産をデジタル化・データベース化することで、インターネットを通じて販売するというもの。また、コンテンツ制作分野の事業も展開していくという。インターネット新サービス開発事業では、ポータルサイトやEコマースサイトの構築をはじめ、顧客を組織化し一人一人のニーズに対応したマーケティングビジネスの新規創出を行なうとしている。

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