(株)インプレスは12日、都内において、日本インターネット協会監修の書籍『インターネット白書
2000』を19日に発売すると発表した。価格は4800円。
インターネット白書 2000 |
同書籍は年1回の発行で、今年で5年目となる。定点観測的に集めたデータや、解説を掲載している。今年は特にビジネス分野に力を入れたという。
日本インターネット協会の名誉会長である石田晴久氏は、「次世代プロトコルのIPv6の本格的始動や、XMLの実用化、データセンターとASP、インターネット企業の大型合併、ビジネスモデル特許などのトピックがあった」と、'99年のトピックを見てもビジネス分野でざまざまな動きが起きたと紹介した。
今後伸びていく利用分野として金融サービスを挙げた一方で、「現状のオンライン金融サービスの使い勝手はまちまちで、とても使いやすいとはいえないものもある」(同氏)と苦言を呈し、利用が伸びるためには改善が必要と説いた。
石田晴久氏(中央) |