(株)沖データは8日、プリンター言語に“Adobe PostScript 3”を採用したページプリンター『MICROLINE
1000シリーズ』3機種を発表した。7月中旬に出荷を開始する。
『MICROLINE 1035PS』 |
『MICROLINE 1055PS』 |
発表された製品は、『MICROLINE 1032PS』、『MICROLINE 1035PS』、『MICROLINE
1055PS』の3機種。3機種とも、用紙サイズがA3ノビまで対応し、B5からA3ノビまで対応するユニバーサルトレイを2つ、葉書や封筒にも対応するフロントトレイを1つ装備する。プリンター言語に“Adobe
PostScript 3”、コントローラーにPowerPC 603e-200MHzを採用し、低温溶融の“小粒径カプセルトナー”を用いるLEDヘッド搭載プリンタエンジンを内蔵する。USB、シリアル(RS-232C)、パラレル(IEEE1284)のインターフェースのほか、1035PSと1055PSは10BASE-T/100BASE-TXのLANインターフェースを標準装備(1032PSはオプション)。対応する通信プロトコルは、EtherTalk、TCP/IP、IPX/SPX。さらに、1035PSと1055PSは、フォント格納用に5GBのHDDを搭載する(1032PSはオプション)。標準搭載のメモリーは、1032PSと1035PSが16MB(最大144MB)、1055PSが64MB(最大192MB)。Windows
95/98/NT 4.0/2000用とMac OS用のプリンタードライバーのほか、Macintosh用のプリンター管理ソフト『MicrolinePS
Utility』が標準添付される。最高解像度とプリント速度は、1032PSと1035PSが600dpiで毎分30枚(A4横、コピーモード)、1055PSが1200dpiで毎分16枚(A4横、コピーモード)。価格は、1032PSが32万8000円、1035PSが44万8000円、1055PSが54万8000円。