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【BMC Assurance 2000 Vol.2】アジアの10企業と調印――丸紅情報システムズが『PATROL』などを標準ツールとして採用

2000年05月23日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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運用管理ソフトなどを出荷している米BMCソフトウェア社は5月21日~26日までの期間、米国・ラスベガスにおいて、プライベートショー“BMC Assurance 2000”を開催している。

22日(現地時間)には、アジア地域の10の企業との調印式が行なわれた。シンガポールやマレーシアなどの比較的まだ若い企業が中心で、顧客が7社、パートナーが3社の計10社が、BMCとの間で調印を行なった。あわせて、日本の丸紅情報システムズ(株)とBMCソフトウェア(株)は、丸紅情報システムズがBMCの運用管理ソフト『PATROL』など、標準ツールとして採用することを発表した。

アジアでの存在を示した調印式

調印のセレモニーは、BMCから会長兼社長でCEOのマックス・ワトソン(Max P. Watson)氏、アジア太平洋担当副社長で日本のBMCの社長でもあるチュア・トク・リン(Chua Tock Ling)氏が参加して行なわれた。

アジア太平洋担当副社長で日本のBMCの社長でもあるチュア・トク・リン(Chua Tock Ling)氏
アジア太平洋担当副社長で日本のBMCの社長でもあるチュア・トク・リン(Chua Tock Ling)氏



比較的若い企業が多いというものの、10社の幹部を一同に集めたことで、アジアでのBMCの存在を示した格好だ。今回の提携はライセンシングや事業提携で、顧客企業が7社、パートナー企業が3社の合計10社と順に調印を行なった。

顧客企業7社:
マレーシアCommerce Dot Com社
香港Global e-Business Services社
シンガポールInformation Fusion社
シンガポールNational Computer Systems社
フィリピンNet Curricula社
韓国サムスン・エレクトロニック社
韓国SK S&C社
パートナー企業3社:
シンガポールBeans Factory社
シンガポールFinesse Alliance International社
マレーシアICapital社

ワトソンCEOは、「eビジネスはアイデアと革新が重要。そしてグローバルにビジネスを展開しなければならない」と、まるで自社にも言い聞かせているかのように語った。

ワトソンCEO(右端)と調印を行なった企業の面々
ワトソンCEO(右端)と調印を行なった企業の面々



この10社の中には含まれていないのだが、日本の丸紅情報システムズが、ASPビジネスやeビジネスをにらんで、同社の標準ツールとしてPATROLなどを採用することを発表した。このほかにも日本において、ライセンシングや提携などの話はいくつか進んでいるという。

ワトソンCEOと、丸紅情報システムズのシステム運用本部副本部長、カスタマーサポート部部長である松浦敏弘氏
ワトソンCEOと、丸紅情報システムズのシステム運用本部副本部長、カスタマーサポート部部長である松浦敏弘氏

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