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キヤノン、デジタルカメラ用のシフト方式による光学手ブレ補正機構付き10倍ズームレンズを開発

2000年05月22日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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キヤノン(株)は、シフト方式を採用した光学手ブレ補正機構付きのデジタルカメラ用10倍ズームレンズを開発したと発表した。

同レンズは、これまでビデオカメラや一眼レフカメラに採用されていたシフト方式を、デジタルカメラ用に応用させたもの。レンズ群の一部を高精度で移動させるメカニカル構造や、高解像力に対応する光学設計を導入したことで、画像劣化や画角変化が少なくなるという。また、ワンショットごとの露光時間中に画像補正が行なわれるため、静止画のブレも減少するとしている。

さらに、バリアングル方式と比較すると、光学系全体が小型化し、部品点数も減るため、デジタルカメラ本体の小型/軽量化に貢献できるという。

同社は今後、同社が発売するデジタルカメラにこの同レンズを搭載するほか、同レンズユニットの外販も行なうという。

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