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ソニーが社長交代を発表、出井氏は会長に昇格し、新社長には安藤氏

2000年05月08日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は5月8日に臨時取締役会を開催し、会長/社長交代を含む役員人事を内定したと発表した。

現代表取締役社長兼CEOの出井伸之氏は、会長兼CEOに昇格し、後任の新社長には現執行役員副社長兼COOの安藤国威氏が就任する。現代表取締役副社長兼CFOの徳中暉久氏は副社長兼CFOを継続する。上記3氏がソニーの代表権を保持し、出井氏は従来通りグループ最高経営責任者となる。現代表取締役会長の大賀典雄氏は代表権を外れ、取締役会議長となる。

同社は今回の新経営体制内定に伴い、取締役と執行役員の役割を明確にするため、従来の“代表取締役会長”、“代表取締役社長”といった取締役としての役位の呼称を廃しするという。なお、執行役員の役位としては、会長、社長、専務といった呼称を引き続き使用する。

今回の人事は、6月29日に開催される定時株主総会で取締役、監査役が選任された後、同日開催される取締役会で正式決定する。

安藤国威氏は'99年に同社パーソナルITネットワークカンパニーのプレジデントに就任し、同社PC『バイオ』シリーズの事業を統括していた。2000年4月1日付の役員人事で、現在の執行役員副社長兼COOに就任した。

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