日本ヒューレット・パッカード(株)は21日、64bitRISCプロセッサーであるPA-RISCプロセッサー『PA-8700』の概要を発表した。『PA-8700』は、0.18μm技術と、SOI(Silicon-On-Insulator)の銅CMOSプロセスで製造されており、2.25MBのオンチップキャッシュを搭載する。800MHz、もしくはそれ以上の駆動周波数向けに設計されており、1秒間に最大320万命令を実行できるという。このプロセッサーは、2001年の前半には、サーバーとワークステーションに搭載される予定という。主な用途はEサービスやEコマース、データウェアハウス、トランザクション処理、科学モデリングなどとなっている。